TOKOです。
ストレスは薄毛の要因の一つです。
特に女性の場合の薄毛はこのストレス、ダイエット、自己免疫疾患、
栄養、睡眠不足が影響していると考えられています。
まずは前回お話しましたストレスを受けない環境を整える努力を行いましょう。
その結果どうしてもストレス環境を継続しないといけない場合は
ストレスに強い精神と体を整えることを考えましょう。
ストレスとはどのような場合に発生してくるのでしょうか?
ストレスが発生してくる場合は次のようなケースです。
わたし「わたしは仕事をきちんとやっているのに上司がいちゃもんをつけてくる」
上司「この人は仕事もしないでおしゃべりばかりしている」
この場合の上司の中の現実「この人は仕事をしていない」
わたしの中の現実「わたしはちゃんとしているのに評価されていない」
上記の例はひとつのケースですがこの場合以下の様な葛藤が生まれています。
わたしの中の評価と現実
わたしのあるべき姿「わたしはちゃんと仕事をしているし評価されるべき。誰にもうるさく言われたくない」
実際のわたし「上司にうるさく注意されている」
ここに「わたしの思っているわたしのあるべき姿」と「現実のわたし」に差異が生じます。
これがストレスの要因となります。
わたしの思い描いている「わたし像」と実際の「わたしの姿」の間に違いが生まれることが
そのまま受け入れがたい事実としてストレスを生じるのです。
これは恋愛でも、おしゃれでも、今日の髪型でもお化粧でもまったく同じ仕組みでストレスを生みます。
ストレス耐性で重要なのは
自分の中にある今まで積み上げてきた「わたしの常識」や「わたし像」と
目の前の現実に違いが生まれた時にその違いを
受け入れることができるかどうかという事です。
この「違いを受け入れる力」がストレス耐性として機能するのです。
日頃からの訓練が重要です。
例えばこんなケースを想定して下さい。
あなたは仕事で急いでいます。
目の前の道には帰宅途中の高校生が道いっぱいに広がり歩いています。
あなたは急いでいるのに前に進むことができません。
→結果 イライラしてしまいます。
この場合「わたしは道をスムーズに通ることができるはず」という「わたしの理想」と
「邪魔があって通ることができない」という「変えがたい現実」があります。
「おりゃああああ」
と叫んで道を開けさせることができる器量があればそれでもいいと思います。
できないのであれば、その現実を受け入れるしかありません。
どのみち受け入れるのであれば早いほうがイライラせずにお得です。
ストレス耐性はこのような日常の小さな事柄で訓練できます。
「変えがたい現実」は受け入れる習慣を身につけましょう。
そのままストレス耐性としてあなたの能力の一つになることでしょう。
それでもどうしようも受け入れがたい現実についてはストレスを発散、解消する
必要があります。次回はこのストレスを一時的に解消する方法について書いてみます。